シューズと自転車を合体させるビンディングペダルですが

どのメーカーの物を買えば良いのかサッパリと言う声があります。

 

SPDの名称でおなじみのシマノ、LOOK、TIME、スピードプレイ

他にマビック等も出してますが人気なのは上記の4メーカーです。

 

なので今回はロードバイク用の自転車ビンディングペダルを

シマノ、LOOK、TIME、スピードプレイで比較します。

 

 価格、重量は?

depot001121

シマノデュラエース PD9000

 

どのパーツでもロードバイク乗りが一番気にするのが価格、重量です、

そこで各メーカーのハイエンドモデルを比較しました。

 

・シマノ デュラエースPD9000 ペア248g 2万3000円
・ルック KEOブレード2cr(チタン) ペア180g 3万5000円
・タイム エックスプレッソ12(チタン) ペア154g 3万5000円
・スピードプレイゼロ(チタン) ペア164g 3万9800円

 

ルックはクロモリアクスルだとペア220gで価格が2万円

タイムはカーボンのエックスプレッソ10だとペア190gで価格が2万2千円、

スピードプレイはステンレスシャフトだとペア206gで価格が2万800円です。

 

価格帯で言うとシマノデュラエースPD9000が1万円以上安いですが

他メーカーの2万円台のグレードよりも重量では負けてますね、

シマノはペダル重量にはこだわらない方針みたいで

軽量化で考えるならタイム、スピードプレイです。

 

ちなみにスピードプレイのナノグラム、TIMEエックスプレッソ15などは

もっと軽量化されてるのですが価格が5万円を超えるので

ふつうの人は買わないだろうと言うことでスルーしました^^

 

ダイレクト感は?

IMG_0143

スピードプレイ ステンレスシャフト

 

ペダルを踏んだ時の踏み心地をダイレクト感と言いますが

スタックハイトと言う、踏み面~ペダル中心までの距離で分かります。

 

シマノ、ルック、タイムのスタックハイトは13ミリですが

スピードプレイは11.5ミリと近く、専用の四つ穴シューズを使えば

8.5ミリまで縮めることができます(つまりダイレクト感が増す)

 

ちなみにハイエンドモデルだからこその近さで

例えばシマノだったらアルテグラ、105などは

スタックハイトが長くなります(つまりダイレクト感が減る)

 

ダイレクト感で選ぶならスピードプレイです。

 

私はシマノ105からスピードプレイZEROのステンレスシャフトにし

ホールド感は良くなったのを体感した記憶があります。

 

ただ過去のブログを見てもダイレクト感に関する記述はないので

違いが良く分からなかったのかも(レース志向の方は分かるのでしょうが)

もしくは他に書くことが多すぎて書き忘れたのかもしれません(;^ω^)

 

膝に優しいのは?

膝に優しいペダルどうかも重要なファクターで

わたしは子供の頃にオスグッド病になった関係で

ロングライドだと左ヒザが痛くなるので重量、価格よりも

膝が痛くならないかどうかでペダルを選びます。

 

これはビンディングペダルと言うより

クリートのフローティング角度で表されます。

(シューズを左右に動かした時の遊びのこと)

 

これもシマノ、ルック、タイム、スピードプレイで比較します、

ちなみに角度は左右の合計での数値を採用しました~

 

・シマノ 赤色0度 青色2度 黄色6度
・ルック 黒色0度 灰色4.5度 赤色9度
・タイム 10度
・スピードプレイ 15度

 

0度のモノは遊びがないので固定クリートと言われ

主にレースで使いますが遊びがないので膝へのダメージが大きいです。

 

シマノに比べるとLOOKの方が膝に優しいと言われるのは

フローティング角度を見たらその理由が分かると思います、

ただシマノの黄色クリートからスピードプレイに交換した時は

遊びが大きすぎてぐにょぐにょして気持ち悪かった記憶があります。

 

ちなみにスピードプレイは15度の範囲内で

フローティング角度を自分で調節できるのも強みです。

(シマノ、ルックなどはコレができない)

 

クロモリシャフトは錆びやすいと言うのもあり

膝に優しいスピードプレイZEROのステンレスシャフトを買いましたが、

ルック、タイムは使ったことがないので個人的には気になります、

これも他のパーツ同様、色々と試すのが面白いんじゃないかな~と思います^^

 

長くなりそうなので続きはこちらに書きました

ビンディングペダルをコスパで比較するとスピードプレイはなし?