「ロードバイク、MTBが好きだから自転車業界に就職したいな~
でも年収が少ないし今後の展望が心配…」
このような就活生の方は多くいると思います、
自転車好きだからプロショップ、メーカーなどで働きたい
でもリアルな生活を取るなら趣味で留めておいた方が良いか?
介護職、保育士、アニメーター、調理師、美容師などなど
好きだから仕事にしたいけど、給料が安いので
現実問題として就職するか迷う職業はたくさんあります。
前に自転車店について記事にしたので今回はメーカーで考えます。
自転車部品メーカー、代理店一覧
自転車メーカー、輸入代理店と言われて思いついたのは以下のモノです。
(小さいところではなく、そこそこ規模が大きそうな会社)
・シマノ
・ブリジストンサイクル
・パナソニックサイクルテック
・新家工業(アラヤ)
・ポディウム(ダイナソア)
・インターマックス
シマノはあなたもご存知の自転車部品メーカー(東証1部7309)
ブリジストンサイクルはブリヂストンの子会社
アラヤはホイールのリム製造メーカー(東証1部7305)
パナソニックサイクルテックはPanasonicの子会社で、
ポディウム(旧ダイナソア)インターマックスは自転車代理店。
サイクルベースあさひ、ワイズロードなどの自転車店を除くと
シマノ、ブリジストンサイクル、パナソニックサイクルテックあたりが
自転車作りと直接関われるので就活生に人気がありそうです。
自転車が好きだから代理店に入るって言うのは違う気がしますし
アラヤみたいに一部のパーツだけ作るっても違うと思います、
どっちかと言うと設計とか製作がやりたいんじゃないかな~と。
シマノは絶好調
東証1部に上場してる企業は業績、株価が分かりますが
ブリジストンサイクル、パナソニックサイクルテックは
大企業の子会社で未上場なので詳しい業績は分かりません。
ポディウム、インターマックスも公式HPを見た限りでは
売上などの業績を見つけることはできませんでした(;^ω^)
シマノ 株価推移
ロードバイクのコンポでカンパニョーロと並び
世界で1.2を争う人気メーカーのシマノは
ココにきて業績をガンガン伸ばしました。
2014年12月期は過去最高利益をドーンと更新
海外への輸出も多いので円安効果でノリに乗ってますね^^
ちなみにシマノは釣り具も販売してますが
営業利益の9割以上は自転車部品です。
自転車店、輸入代理店としては円安はイタイですが
輸出企業としては美味しいってわけですね~
コモディティー商品にならないブランド
同じような商品がならび、どれを買っても大差がない物を
ビジネス用語でコモディティー商品と言います。
(家電、ジュース、お菓子、ママチャリなどなど)
コモディティー商品になると価格勝負になりがちですが
シマノは世界トップブランドが出来てるので
高価な値段にしても売れますし、価格勝負になりにくいです。
ブリジストンサイクル、パナソニックサイクルテックは
海外での売り上げはどうなんでしょうね?
前者はアンカーと言う名前でロードバイクなどを出しており
日本では質実剛健みたいな感じで人気はありますが…
自動車の販売台数ランキングみたいな感じで
自転車もどのメーカー、どの車種が売れてるのか
一覧を公開したら良いのに~と思います(笑)
動向とか予想とかアテにならねえ
少子化問題もありますし国内での販売台数は
減っていくのは間違いないでしょうね~
(ロードバイク、MTBに限らずママチャリも)
ただこれは自転車業界に限らず
どの業界に就職・転職してもあります、
なので割り切って好きな道に進むのも良いかもしれません。
(当然、自分の尻は自分でふく必要がありますが)
実際問題、今後の展望とか予想とかムリですから、
だって今から就職する新卒の人は65歳定年は確実で
年金支給を遅くしないとムリぽってことで70歳定年の話もありますし。
40年以上先の未来とか予想できる人はいないですし
分かるんだったら就職せずに占い師、予言者になるか
FX、株式投資などで儲けた方が早いでしょう(笑)
結婚は難しい?
ただシマノ、ブリジストンサイクル、サイクルベースあさひ等
それなりに大きくて給料が良いところならまだしも
小さい自転車屋、メーカーだと結婚は厳しいです。
結婚しない若者が増え、自動車にも興味を示さない
物欲がなくてサッパリしてる子が増えてると言いますが、
お金がないからどうしようもないんじゃないかな~と思います、
結婚しないと出来ないでは話が違うので。
独身貴族で好きなだけロードバイクに乗りまくるのもアリです
給料が安くても良いって嫁を見つけ苦労を共にするのもアリです、
自転車は趣味程度にとどめて、年収が高い会社に就職して
そのお金で楽しむと言う手もあるでしょう。
けっきょく最後にモノを言うのはあなたの性格でしょう、
手堅いタイプなら踏み切れないでしょうし、
冒険できるタイプなら飛び込めるでしょう、
どちらを選ぶにしても人生一度きりなので
悔いが残らないようにじっくり考えてください。