シマノのロードバイクコンポ2018年モデルの価格・重量一覧が知りたい!
ロードバイクのコンポーネントは、シマノ・カンパニョーロ・スラムが3大メーカーで、特にシマノは日本企業なのでコスパが高くて人気です。
コンポとは変速機・レバー・クランク・ブレーキなどの駆動系パーツ一式のことを言います。
自転車フレーム・ホイールとならび重要なパーツなので、コンポ選びはとても悩む問題になります。
ただロードバイク初心者の人には、グレードと言いますか…ヒエラルキーが分からないので違いがわからないんですよね。
そこで今回はロードバイクのコンポ(デュラエース・アルテグラ・105・ティアグラ・ソラ・クラリス)の重量・価格などを比較解説していきます^^
目次
シマノコンポ2018年モデルのグレード
シマノコンポ2018年モデルのグレード別のヒエラルキーは以下の通りです。
デュラエース>アルテグラ>105>ティアグラ>ソラ>クラリス
デュラエースが最上級モデルで、105がミドルグレード、ティアグラ・ソラがエントリーモデルと言われ、クラリスは最廉価版です。
くわしくは「初心者必見!シマノの変速機ギアのランクとは?」をチェックしてくださいね^^
シマノのロードバイクコンポ2018の一式価格
デュアルコントロールレバー・クランク・フロントとリアディレイラー・スプロケ・キャリパーブレーキ前後・BB・チェーンの一式セット価格をまとめました。
後からコンポを交換するときは、スプロケ・BB・チェーンは使い回しできるので、実際はもうちょっと安くすることができます^^
- デュラエース 約21万円 2030g
- アルテグラ 約10万円 2340g
- 105 約6万5000円 約2550g
- ティアグラ 約5万4000円 約2740g
- ソラ 約4万6000円 約2830g
- クラリス 約3万5000円 約2810g
シマノ最上級グレードのデュラエースは飛びぬけて高いですが、アルテグラ以下はそこまで価格差はないんですよ。
ミドルクラスの105、エントリーモデルのロードバイクに装着されるティアグラ・ソラでは、一式セットで1万円刻みしか差がありません。意外ですね\(◎o◎)/!
ちなみにソラよりクラリスの方が重量が軽いのは、ソラは9×2の18段変速で、クラリスは8×2の16段変速だから、スプロケのギアの枚数が少ないからです。
デュラエースR9100系 シマノコンポ2018
- デュアルコントロールレバー 約5万2000円 365g
- クランク 約5万6000円 609g
- リアディレイラー 約2万2000円 158g
- フロントディレイラー 約1万2000円 85g
- カセットスプロケット 約2万4000円 175g
- ブレーキ前後 約3万6000円 326g
- BB 約4000円 65g
- チェーン 約5000円 247g
一式セット 約21万円 約2030g
デュラエースR9100系はシマノ2018年モデルの最上級グレード。
電動タイプではなくて機械式で書き、キャリパーブレーキ・ディスクブレーキ用かで重量が違うので、今回はキャリパーブレーキ用となります。
クランクは170mmのコンパクトクランク(50×34T)の重量となっています。ちなみにノーマルクランクだと621gですね~
フロントディレイラーはバンド式Lタイプの重量で、直付けだと70gとやや軽くなります。
カセットスプロケットは11×25Tの重量で、ギア比が変わってきたら若干ですが重さも変わってきますね。
ちなみにBB・チェーンはデュラエース9100系でも、アルテグラ8000系でも、105でも大差がありません。
なので105一式で組んでるけど、BBやチェーンだけはデュラエースって人もいます(笑)
逆にカセットスプロケットだけは、アルテグラ8000系の約7700円なので、デュラエースR9100にすると2倍以上になります(汗)
コンポはシマノデュラエースR9100で統一しても、ペダルはタイム・ルック・スピードプレイを使う人もいるのでは?
なので一式セットの料金には含めていませんが、PD-R9100は約2万3000円で228gとなっていますよ~
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アルテグラ8000系 シマノコンポ2018
- デュアルコントロールレバー 約3万3000円 438g
- クランク 約2万6000円 674g
- リアディレイラー 約9000円 200g
- フロントディレイラー 約5000円 106g
- カセットスプロケット 約8000円 232g
- ブレーキ前後 約1万4000円 360g
- BB 約2000円 77g
- チェーン 約3000円 257g
一式セット 約10万円 約2340g
シマノコンポ2018年モデルで最高峰となる、デュラエースと比較するとアルテグラ8000系は半額以下になります^^
次に紹介する105以上はレース向けとされており、アマチュアレベルが使うならアルテグラでも十分すぎ!
シマノの上位グレードのコンポがアルテグラとなります(ちなみに私もアルテグラを使ってます)
シマノ105 5800系
- デュアルコントロールレバー 約2万2000円 486g
- クランク 約1万5000円 725g
- リアディレイラー 約4700円 234g
- フロントディレイラー 約4000円 112g
- カセットスプロケット 約5000円 269g
- ブレーキ前後 約9000円 388g
- BB 約2000円 77g
- チェーン 約3000円 257g
一式セット 約6万5000円 約2550g
105はシマノのミドルグレードのコンポという位置付けです。
レースに出るなら最低でも105と言われており、初めてのロードバイク購入でも、105が装着されたミドルクラスの自転車を選ぶ人がいるくらいです。
私はティアグラがついたエントリーモデルのロードバイクを買いましたが、すぐに買い替えたくなりましたから(苦笑)
BBはアルテグラ、105ともに「SM-BBR60」という型番なので、どちらも共通と言うことになります。
チェーンは105が2638円、アルテグラが3372円なので、四捨五入してどちらも約3000円と表記しました。
重量はどちらも114リンクで257gなので、さほど差はないんじゃないかな~と感じますね(汗)
ティアグラ4700系 シマノコンポ2018
次に紹介するソラ・クラリスと同じで、フラットハンドル用もありますが、ドロップハンドルのロードバイク仕様で考えました。
- デュアルコントロールレバー 約2万2000円 492g
- クランク 約1万2000円 903g
- リアディレイラー 約4000円 260g
- フロントディレイラー 約3000円 91g
- カセットスプロケット 約3000円 260g
- ブレーキ前後 約6000円 381g
- BB 約2000円 83g
- チェーン 約2000円 273g
一式セット 約5万4000円 約2740g
ティアグラはクランクが105より150g以上重たいくらいで、それ以外のパーツはほとんど価格差がありません。
ただデュラエース・アルテグラ・105は2×11速の22段変速ですが、ティアグラは2×10速の20段変速となります。
エントリーモデルのロードバイクに装着されてることが多く、1ランクアップして105にするか迷うところです。
レース志向じゃなくって、街乗り用ならティアグラでも問題ないんですけどね~
ソラR3000系 シマノコンポ2018年
ソラもティアグラ・クラリスと同じで、フラットバー用のコンポがありますが、こちらもロードバイクのドロップハンドル用で考えます。
- デュアルコントロールレバー 約2万1000円 521g
- クランク 約1万円 970g
- リアディレイラー 約3000円 270g
- フロントディレイラー 約3000円 100g
- カセットスプロケット 約2500円 231g
- ブレーキ前後 約6000円 370g
- BB 約2000円 92g
- チェーン 約2000円 273g
一式セット 約4万6000円 約2830g
ソラはロードバイクのエントリーモデルに付いてることが多いです。
ティアグラは2×10でしたが、ソラは2×9速の18段変速となります。
少しお金を出せばティアグラが買えるので、あとあとのことを考えるならSORA(ソラ)よりはティアグラの方が良いと感じます。
クラリスR2000 シマノ2018年モデル
従来はソラの下位グレードと言うことで2300と言う名称でしたが、クラリスと言う某ジブリ映画顔負けのネーミングをもらい、2014年から新登場(笑)
ドロップハンドル用のSTIレバーとは別に、クロスバイクのフラットバー用の変速機もありますが、ロードバイク用のSTIレバーで書いてます。
またロードバイク用のダブルクランク・クロス用のトリプルクランクがありますが、今回はロードバイクにクラリスを取り付けるとして、ダブルで書きます。
- デュアルコントロールレバー 約1万5000円 521g
- クランク 約7000円 1090g
- リアディレイラー 約2000円 270g
- フロントディレイラー 約2000円 130g
- カセットスプロケット 約2000円 310g
- ブレーキ前後 約5000円 推定400g
- BB 約2000円 92g
一式セット 約3万5000円 約2810g
クラリスは2×8速の16段変速となります。
ブレーキ本体の重量が、シマノ公式サイトに書かれてないのでわかりませんでした(それ以外のパーツ重量はネットから頑張って探した)
ティアグラ・ソラのキャリパーブレーキ本体が、前後で約380gなので、クラリスは前後で推定400gくらいとして計算してます。
クラリスはシマノ2018年のコンポで、最廉価モデルとなります。できたら1ランクアップしてソラにしたいところですね(汗)
ちなみにBBはティアグラ・ソラ・クラリスで共通となっています(型番BB-RS500)
カセットスプロケットは8速用のCS-HG50-8が推奨で、他メーカーでも取付できますが変速性能が下がりガチャガチャします(汗)
上のグレードが欲しくなるが
懐具合によりますが、買えるならデュラエース・アルテグラが良いです。
流石にそこまで出せないという人でも、クラリス・ソラよりは、105・ティアグラの方がいいですね~
上位グレードほど変速数も増え、剛性・耐久性が高く、重量も軽くなるのがシマノコンポーネントですから。
ただそれを言い出すとキリがないんですよね…
アルテグラになると約10万円、デュラエースは約21万円なので厳しいと思いますが、105は約6万円台という価格設定。
ティアグラが5万円台、ソラが4万円台、クラリスが3万円台と、クラリス→105までは1万円刻みで上がっていきます。
それならクラリスよりソラ。1万円差ならソラよりティアグラ。もうちょっと頑張ってティアグラより105。
みたいな感じで、ドンドンと上位グレードが欲しくなってくるんですよね~
懐具合がモノを言うのがコンポーネント選び。地獄の沙汰も金次第みたいな(;^ω^)
クラリスVSソラ コンポ比較
- クラリス 2×8 16段変速
- ソラ 2×9 18段変速
懐が寂しいお父さんのためにクラリス、ソラで考えましょう!
と言いながら両者でわたしが選ぶならソラです(汗)
なぜかと言うと両者には約1万円しか差がないからです。
約1万円の差だったら少しお小遣いを貯めたら良いだけなので、それならクラリスよりソラの方が良いかな~と。
クラリスは8段変速なのでギアが厚くなり、スプロケ・チェーンの寿命は伸びますが、選択できるギアが少ないと足への負担が大きくなります。
ロードバイクで走ってるとき、「この段数のギアがあればいいのにな…」と思いつつ、仕方なしで別のギアで漕ぐことになるので、足への疲労が溜まりやすくなるわけです(汗)
ティアグラの9段変速に乗ったことがあるのでソラはイメージできますが、クラリスの8段変速の場合は、クロスバイクでしか乗ったことがありません。
街乗り・自転車通勤で使うなら8段変速でも良いですが、ロングライド・ヒルクライムなど、ロードバイクでガッツリ走るならソラ・ティアグラがオススメです^^
ジテツウで8速クロスに乗ってますが、ぶっちゃけギア数が少ないと感じるので( ̄▽ ̄;)
ちなみに重量に関してはクラリス・ソラ・ティアグラはカタログ記載がありませんが、上位ほど軽くなります。
ソラVSティアグラ コンポ比較
- ソラ 2×9 18段変速
- ティアグラ 2×10 20段変速
- 105 2×11 22段変速
ここも懐具合によりますが、買えるならティアグラが良いです。
ただ金銭的に厳しかったり、飽き性でロードバイクの趣味が続くかわからないならソラでもOKです。
ソラのロードバイクを乗りつつお小遣いを貯めて、1~2年後に趣味が続いてたら、ティアグラを飛ばして105にランクアップしましょう^^
とりまコンポ単体で選ぶことは少ないでしょうから、エントリーモデルの価格を見て、ソラかティアグラか決めてくださいね~