シマノWH-500とはロードバイク完成車の
エントリーモデルに付いてることが多い完組ホイールです。
後継モデルのWH-501が発売してて、最近はこっちが付いてることが多いですが、
どちらもシマノの中では下位グレードのホイールです。
ホイールはスポーツ自転車の中でも特に差がでやすいパーツなので、
WH-500からステップアップを考える方も多いでしょう。
そこで今回はWH-501の次期ホイール候補を考えました。
まずは今のスペックを知る
交換の前にまずはシマノWH500の性能を調べましょう、
そうしないと今より走行性能がダウンする危険があるので。
シマノWH501は価格が約1万円で重量が1900g
リム素材はアルミ、高さが24mm、スポークが前24H、後28H。
素材、リムハイト、スポーク本数などを考えると
ホイールマニア以外はポカーンになるので価格、重量で考えます。
(細かいところを考えるのは機材派になってからでOKです)
ほんでまー、予算が無限大だったらライトウェイト安定ですし、
そこまでいかなくても10万円以上を買ったらヤバいです。
そんな金ねえよ!
ですよね~そこは分かってますので
今回は5万円以下で選ぶことにしましょう。
シマノで選ぶならWH6800
WH-501は前後の重量が1900gなので
それ以上は論外ですし、1800g台だと差が小さくなります。
なのでどうせWH500からステップアップするなら
1700g台以下を選びたいものです。
シマノ
WH-RS61 約25000円 1765g
WH-6800 約35000円 1640g
WH-RS81-C24 約56000円 1502g
ちなみに私はWH500からWH6800の旧型である
6700アルテグラにしましたが走行性能の差を感じました。
重量もあるかもですがハブの滑らかさが違うな~と
まあWH-RS61でもWH501から150g近く軽くなりますが
それだったらプラス1万円してWH6800を買った方が…
ただココはあなたの懐具合があるので難しいところです。
ちなみにWH-RS81-C24は最上級モデルのWH9000C24とハブが違うだけです、
これで約5万円以上安くなるのでお買い得とも言えますが、
シマノはハブが良いメーカーと言うのがありますからね(;^ω^)
またデュラエース9000系とそうじゃないWH-RS81-C24には
ステータスの差と言うか、自分の気持ち的にも差がでると思います。
フルクラムならレーシング5
次にフルクラムで考えてみましょう、
ここもシマノに引き続き人気メーカーですから。
フルクラム
レーシング7 約26000円 1750g
レーシング5 約38000円 1650g
レーシングクアトロ 約48000円 1725g
レーシング7はシマノで言うWH501的なポジションですが
こちらの方が値段は高く、重量も軽くなってます。
レーシング5が価格、重量共にシマノWH6800とほぼ同じ。
フルクラムは後輪が2:1と言うスポークの組み方なので
ホイール好きなら気になるところではありますが、
ぶっちゃけ好みによるところが大きいかな~と。
レーシング5は前輪のスポーク数が18、WH6800が16本なので
剛性はフルクラムかな? とも感じますが、
前輪だったらそこまで気にするもんでもないですし。
違うメーカーも試したいならフルクラム、
シマノに愛着があるならWH6800ですね。
ちなみにレーシングクアトロバジーナは~(笑)
リムハイトが35mmとミドルなので重量が重いだけです。
なので重量と価格を見たらレーシング5が良く見えますが
エアロ効果、剛性など数字に出ないところを考えると価格相応になります。
ぶっちゃけこの価格帯ならPAXホイールみたいな手組もありですが、
初心者の方にとっては手組は敷居が高いイメージでしょうから、
シマノ、フルクラム、カンパニョーロ、マビックあたりの
完組ホイール定番メーカーから選ぶのが無難かな~と感じます。