ロードバイクの自転車フレームと柱で鍵をして
店から出てきたらホイールが盗まれてる!
このような悲しいお知らせをチラホラ聞きます。
前に書いた記事のようにフレーム&ホイール&構造物で
地球ロックすればホイールだけ盗まれることはありませんが、
フレームだけ固定してるとホイールだけ盗難されます。
ママチャリなどはホイールをボルトで固定しますが
クロス、ロードバイク、MTBはホイール交換を簡単にするため
クイックリリースという着脱簡単なレバーで固定します。
プロロードレースの時、パンク修理してると時間がかかるので
タイヤ付きのホイールをサポートカーに乗せて走り
トラブル時はホイール毎に外して交換します。
また我々アマチュアでも実走でパンクした時
クイックリリースがあればボルトを外す工具がなくても
手でレバーを開閉することで簡単にホイールを着脱できます。
なのでメンテナンスを考えると便利なのですが数分で外せるため
ロードバイクの高級ホイール盗難の原因にもなってます。
クイックリリースをスキュワーシャフトへ
なので最近はレバーで簡単に着脱できるクイックリリースではなく
両端ともボルトになってるスキュワーシャフトを選ぶ人もいます。
ここをガッチリと固定した方がパワーロスがなく
体感レベルで走りが良くなると言うのもあります。
携帯工具をサドルバックに忍ばせいる人は多いので
六角ボルトで固定するタイプなら余計な工具を増やす必要がありません、
これだと手で着脱できるクイックリリースよりグンと盗難率は減りますが
それでも六角ボルトは入手が簡単なので盗まれないとは言えません。
PZレーシング CR5.3Q 2000円 ペアで45g
これは専用の工具がないと外せないタイプの
スキュワーシャフトなので六角ボルト以上に盗難対策になります。
写真をみたら分かるとおり専用道具も小さくてコンパクトなので
サドルバックに入れていても邪魔にならないのがグッドです^^
TNI 盗難防止スキュワー 1900円 ペア 84g
こちらも特殊な工具がないと取り外しできない構造になっており、
レースには向きませんが実走で使うぶんにはパンク修理も
年1~2回あるかどうかのレベルなので盗難を考えるとグッドです^^
人によってはその日の気分でホイール交換する人もいるでしょうから
クイックレバーで簡単に着脱できた方が良いって人もいるでしょう、
逆にホイールを何個も持ってない、もしくは練習用の自転車だから
ずっと同じモノを履かせると言う方にはおススメです。
重たい鍵を持ち歩かなくて良くなる
またロングライド、ブルべなど長距離走が多いと
途中でコンビニ、飲食店に入るケースも増えてくるので、
自転車に鍵をして停めることも必然的に多くなります。
自転車フレーム&ホイールを同時にロックできる鍵
ワイヤーが長い鍵ならフレーム&ホイールを固定できますが
鍵が重くなりますしロックに手間がかかります。
ロングライドでホイールを着脱するのはパンク修理の時だけなので
盗難防止対策としてスキュワーボルトを選択するのもアリでしょう。
ボルトの固定力で走りが変わるので機材オタクほど
どのメーカーのクイックリリースを使うかこだわります。
マビック、DTスイスのホイールに使われるRWSなどは人気で
コレじゃないとイヤと言う人もいるのでその場合は仕方ないですが、
こだわりがなくホイール付属のものをずっと使ってる方もいるでしょう。
クリックレリーズにまでこだわると言う人は少数派なので
自転車ホイールの盗難防止対策を考えてる人は参考にしてください^^