ヒルクライムのカーブはどこを走るべきか?
このような疑問を持つ方は多いです。
公道の場合は反対車線に出るのは危険なので
道幅一杯使って走るのはNGですが、
ヒルクライムレースの場合は自動車がこないので
道幅一杯に広がって走ることができます。
ただ峠、山などのヒルクライムは
交通量が少ないことが多く
私が住んでる岡山県だと頂上まで
1度も車がこないこともザラにあります。
なのでレースに出ないけど
田舎に住んでる方は覚えておいて損はないですし、
反対車線にはみ出さない程度でも
効果はあるので勉強しておきましょう~
インコーナーで最短距離を攻める
F1、陸上競技とかでもそうですが
インコースを走るのが最短距離です。
インコーナーは距離が短い
ただヒルクライムの場合はインコーナーほど
傾斜がきつくなってくるので足への負担が大きく、
距離が近いからと言ってインばかり走ってると
足が売り切れる可能性もあります(;’∀’)
これはレース以外の場面、
例えば一人で自転車で山登りをする時、
車がきてないのにインばかり走る人がいますが、
それだと勾配がキツイ激坂では登り切れません。
ヒルクライムは自然の中を走るので
自動車がきたら音で分かります、
なので後方確認してから反対車線に
はみ出さない程度でコーナーは走る。
センター寄りを走るだけでも
ずっとインコーナーを走るよりは
傾斜がゆるくなるので足への負担が減ります^^
アウトコースを走ると楽に登れる
コーナーの外側を走ると距離は遠くなりますが
傾斜がゆるくなるので足への負担は減ります。
アウト寄りを走ると距離は伸びる
レース以外のシーンで画像のように走ると
反対車線から自動車がきた時に事故るので、
やってはいけませんがレースでは使えます^^
ヒルクライムではコーナーの外側ほど
傾斜がゆるくなるので楽に走れますが、
距離が伸びるのでインから抜かれます。
なのでアウトコースばかり
走るのはどうかと思いますが
勾配がキツイ時は外側寄りを走ったり、
インとアウトをジグザグ走行すると
激坂でも登っていくことができます^^
ただどのラインを走るにしても
自動車にだけは注意を払って走ってください、
心拍数90%以上になると息がゼエゼエなるので
注意力が散漫になりがちなので(;’∀’)
自分に合ったライン取り
勾配がキツイ坂でもガンガン登れる
脚力のある方は最短距離である
インコーナーを中心に走れます。
トルクがなくて高回転で回す人は
インコーナーを走ると勾配がキツイので
ケイデンスがガタッと落ちるので
ペースが崩れる原因となります。
なので高回転型のぺダリングが得意な人は
アウト寄りで走った方が良いです。
それで中間くらいの人は
ライン取りも中間と言うことで
センターあたりを走ればOKです。
ただレースの場合は集団がバラけるまでは
自由なコース取りが出来ないことがあります。
まあこれは競輪、陸上競技もそうですが
レース展開に合わせて走るしかないですね(;’∀’)
特に人数が多い状態でいきなり進路を変えると
後方の人の進路をふさぐ形になるので、
後ろの人の前輪と自分の後輪がハスって
転倒事故につながることもあるので
無理なライン取りはしないようにしましょう。
ヒルクライムの時は下を向かない方が
呼吸が楽になるので良いのですが、
疲れてると地面ばかり見る人もいるので
急に進路を変えると後ろを走ってる人に
気付いてもらえないことがありますので(;’∀’)
初心者になればなるほど
平地でも左端ギリギリを走ったり
登り坂でも左端をずーっと走りがちですが、
先ほど話したようにヒルクライムでは
勾配がキツイのでおススメ出来ません。
また左端は砂利、石、ガラス片などがあり
パンクしやすいので平地でも
左端ギリギリを走るのはどうかと思います(;’∀’)
自動車の邪魔になったらダメだからと
左端を走らないといけないと思ってる方がいますが、
ギリギリを走りすぎて坂から転げ落ちてもダメなので
ちゃんとライン取りを考えて走るようにしましょう^^
こちらもおススメです↓