シマノFC-RS500は完成車についてるクランクで、日本では単体で購入することはできません。
アマゾンに販売ページはありますが、「この商品は現在お取り扱いできません」と表示されています(汗)
価格は約1万1000円で、重量は170mmのコンパクトクランク(50×34T)だと、付属ボトル込みで重量は約800gとなっています。
シマノ105クランクは750g以下なので、性能面ではFC-RS500の方が下だと言うことが分かります。
5アームなのがレア
昔はデュラエース、アルテグラも5アームでしたが、いまではエントリーモデルに装着されることが多い、ティアグラでも4アームになっています。
そんな中、shimanoのFC-RS500クランクは11速にも関わらず5アームなので、レア度は高いと言えますよね。
カラーはシルバー、ブラックがあり、「4アームはビジュアル的に、どうも受け入れられがたい。でも11速がいい」という方にとって、最後の砦となるコンパクトクランクですね(^^)/
ちなみにシマノのカタログを見ても載っていないので、知る人ぞ知るレアなクランクがFC-RS500クランクになります。
性能は?
価格が安いクランクは剛性が心配だと思いますが、シマノ製なのでよほど剛脚じゃないかぎり、柔らかいとは感じないでしょう。
もともとはエントリーモデルのロードバイク完成車に装着されるクランクなので、不満を感じる人はほとんどいないんじゃないでしょうか?
ジャイアントを筆頭に2015~2016年モデル完成車に取り付けられており、初めてロードバイクに乗る人はクランクの違いを感じないので、これで大丈夫です。
また変速性能もシマノだけあって、カッチリと決まりますので、FSAとかに比べればマシだと感じますね~
ランクアップするなら?
もしFC-RS500クランクに不満を感じる、4アームが主流なので5アームはイヤなら、シマノ105以上に改造をすることをおススメします。
ティアグラ、ソラ、クラリスなどに変更すると違いが分からないので、交換するなら105、アルテグラなど上位グレードのクランクにしましょう。
変速性能、剛性は105の方が良いですし、重量も約70g軽くなるので、改造して変化を感じることができると思います。
ちなみにFC-RS500の歯数は50×34のコンパクト、52×36Tのノーマル、46×36Tの3つのラインナップがありますので、改造するなら歯数も考えてくださいね~
買い替えるのもアリ
私もそうだったのですが、初めてロードバイクを購入するとき、メーカー、価格、全体的なコンポーネントは気にしますが、クランクは気にしてなかったです。
FC-RS500クランクはshimanoと刻印されてますので、よほど詳しい人じゃないと「これは105とのミックスコンポだな」と気付かないはずです。
そもそも一般的には「FC-RS500」を知らないってロードバイク乗りがほとんどですからね(汗)
この記事を読んでるあなたは型番まで知ってるので、十分すぎるほどマニアックな自転車乗りと言うことになりますが(笑)
あとから「FC-RS500クランク」と言うことを知った場合、先ほど書いたとおりシマノ105に変更するのもアリです。
ただすでに完成車の走行距離が1万キロを超えているなら、クランクはそのままにしてお金を貯めて、次はオール105の完成車を買うのもありだと感じます。
また個人的な感覚としてはクランクはアルテグラ以上にすると、大きな変化を感じられますので、お金をためてアルテ、デュラエースにするのもアリだと思います^^