ロードバイクのタイヤは23Cが主流ですが
ここ最近は25Cの方が良いという声もチラホラ、
エコカーではタイヤが太いとか、それっぽい事例もでており
どっちを使えば良いのかな~と迷ってしまいます。
メーカーが買い替えサイクルを早めるための陰謀論じゃないか?
という声も出てますが、実際はどうなんでしょうか?
自転車ブログ、ツイッターなどで激論されてましたが、
アマチュアの我々では走ってるタイヤの状態を調べれないので答えは出ません。
そんなところに読者のニーズを感じたバイシクルクラブが
ロードバイクの25Cと23Cタイヤを比較してました。
なので2015年のバイシクルクラブ1月号をもとに私の考えを書いて行きます。
接地抵抗は25Cが小さい
タイヤにインクを付けて設置した時の拓をとる実験をしたところ
25Cの方が接地面積が小さく、転がり抵抗も小さいです。
素人目にはタイヤが細い方が接地面積が小さく感じますが
23Cだと細い分つぶれますが、25Cだと太いからつぶれが小さく、
タイヤ変形によるエネルギーロスが減るようです。
つまりチューブに同じ空気圧を入れた場合は25Cの方が転がり抵抗が良くなります、
なので23Cと同じ抵抗にするなら、そのぶん空気圧を減らせるので乗り心地を良くできます。
まあ実際はタイヤ拓を取った状態と違って、路面に凹凸がありますし、
一般道には少なからず砂、小石などもあるので走行時はまた変わりそうですが、
レースなどでも23Cより太いタイヤで実績があるようなのでヨシとしましょう。
いくら頑張っても、一般道でタイヤの変形量を長距離測定するのはムリなので
「実走と実験では違う」といくら言っても確かめようがありませんので(汗
重量は23Cが軽い
ただ28Cから23Cにした時は後者の方が軽快さがありました、
つまりタイヤが太ければ太いほど良いわけではありません。
(32Cやそれ以上に太い自転車タイヤはあるので)
雑誌ではブリジストンエクステンザR1X、マヴィックイクシオンプロがあり、
前者は10g、後者は20g、25Cタイヤの方が23Cより重かったです。
影響がない範囲と言えばそれまでですが、
ホイール外周部よりもさらに外側のタイヤ、チューブの10~20gは大きいですからね。
ヒルクライム性能だけなら重量がかるい23Cが有利
ただダンシング、ハンドリングがクイックとは書いてましたが。
でも普通に23Cでダンシング、ハンドリング出来るし
そんなに違うのかな~と言う気もします。
そもそも論としてホントにそこまで変わるのか、
「プラシーボ効果じゃね?」と言うのが自転車インプレでは付きまとうので。
23Cのロードバイクタイヤのベタ褒めインプレ
今回の実験結果を簡単にまとめると以下のようになります。
・接地面積、転がり抵抗 25Cが小さい
・安定性、乗り心地 25Cが良い
・重量 23Cが軽い
・ヒルクライム 23Cが有利
・コーナリング、ダンシング 23Cはクイック
ちなみに重量、ヒルクライム性能に関しても気にならないとあるので
トータル的に25Cタイヤをベタ褒めしてる特集でした。
自転車に限らず雑誌と言うのは広告ありきなので
なにかメーカーの思惑があるのかな~と思いましたが、
グランプリ4000Sで調べたところ25Cの方が高価と言うこともありませんでした。
25Cの方がゴムを多く使うから値上げする理由もできて儲かるとかならまだしも
タイヤメーカー側としては23Cから変更させるメリットもないのかな~と。
今まで使ってた23Cを途中交換して、25Cで試乗する人はいるでしょうから
短期間的には売れ行きが伸びるかもしれませんが、
所有ホイールには限りがあるのでトータル本数は変わらないですし。
つまりロードバイクは25Cタイヤがジャスティスってことで
だったら今までの23C押しは何だったんだよって感じですが(笑)
まあ実際は使ってみないと分からないので自分自身で試してみてください^^
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