ロードバイクをこれから買おうと思ってる方、すでに購入して乗り始めた初心者サイクリスト向けに、知っておくべき情報をまとめました。
- ロードバイクの選び方
- 店員に流されない自転車選び
- シマノのコンポのグレード
- 自転車の保管場所はどうする?
- サドルバックの選び方
- 持っていくべき必須アイテム
- お尻が痛くなる人へ
- ヒルクライムを楽に登るコツ
- ロングライドのコツと持ち物
- パーツの寿命とメンテナンス
これらの10項目についてご紹介します。
「そんなこと知ってるし」という中級者の方はまだしも、これからロードバイクに乗り始める初心者の方は必見ですよ!
目次
ロードバイクの選び方
すでにロードバイクを購入してる方は良いのですが、まだ買ってないと言う方のために、自転車を買うふりをして色々と聞いてみました(笑)
お店によってオススメする自転車は変わりますし、人によって好きなメーカーが違うので、すでに乗ってる知り合いに聞いてもバラツキは出ます。
最終的には予算とにらめっこしながら、自分が気に入ったモノを選ぶのがおすすめです。その方が愛着がわくので^^
店員に流されない自転車選び
プロショップにいくと店員さんの圧力に負けて、言われるがままに買ってしまうことがあります。
特に気が弱い人、他人に流されやすい人ほど自転車店員のおすすめを購入してしまいます。
そして納車されたあと、自転車雑誌をパラパラ見ながら、「やっぱりこっちを買えば良かったなぁ…」と後悔するんです。
そうならないためにも自分で納得できるものを買いましょう。なぜなら自転車店はメーカー別に契約があるから、ノルマ達成のために売ろうとしてることがあるからです。
コンポってなに?
ロードバイクについて調べてると、「コンポ」という謎の呪文が出てきます(笑)
ドラクエのホイミみたいですが、コンポというのはコンポーネントの略で、クランク・変速機・ブレーキなどの総称です。
シマノ、カンパニョーロ、スラムが三大メーカーですが、国産メーカーであるシマノが圧倒的に人気です。
「デュラエース>アルテグラ>105>ティアグラ>ソラ>クラリス」
左にいくほど価格が上がり、性能も上がります。
エントリーモデルのロードバイクはソラ、ティアグラがついてることが多く、ちょっと予算を増やせば105がつきます。
くわしくは「初心者自転車乗り必読! シマノの変速機ギアのランクとは?」を読んでください!
どこに自転車を置いたらいい?
ママチャリは軒先においても大丈夫ですが、ロードバイクは高価なので盗まれやすいですし、パクられたときの精神的なダメージが大きいです。
ガレージがある一軒家に住んでる人は良いのですが、そうじゃない人の場合は家族にお願いして室内におくのが基本になります。
ただマンションの場合は持って上がるのが大変ですし、2階建ての賃貸住宅に住んでる場合でも、家族の抵抗があるのがふつうです。
「自転車は外に保管するもの」という家族の常識を破壊するのは難しいので説得するか、別の収納場所を探すことになるんですよね…
くわしくは「ロードバイクはどこに置く? 保管・収納方法を教えます」で書いてるので読んでくださいね!
サドルバックの選び方
ママチャリ、クロスバイクはまだしも、ロードバイクに乗る時はリュックサックを背負わないのが基本です。
荷物を背負ってると背中がむれるし、ロングライド(長距離走行)をしたとき肩、腰が痛くなったりするので(;^ω^)
しかしサイフ、携帯電話、お金、自宅のカギ、パンク修理セットは最低限もっていく必要があります。
そこで登場するのがサドルバックという、自転車のサドルに取り付けることができるバックです。
これに荷物を入れることでリュックサックを背負う必要がなくなり、走りも軽快になるのでロードバイク乗りの必須アイテムです。
くわしい選び方については「自転車サドルバックの選び方とおすすめ」で書いてますので読んでくださいね!
最低限持っていくべきアイテム
「サドルバック持ってるんだけど、なにを持っていけばいいの?」
ロードバイクでサイクリングをするなら携帯電話、お金、カギ、パンク修理セットは必須になります。
自転車ブログをやってる人のなかにはデジカメを持ち歩く人もいますが、さいきんはスマホカメラの性能が上がってるので、わたしは携帯電話のみです。
お金はサイフごと入れようとすると場所を取りますし、重たくなるのでジップロックにお金を入れるようにしています。
ジップロックに入れないと雨が降ったとき、お札がグチャグチャになって自動販売機で使えなくなるので注意しましょう~
お尻が痛いあなたへ
わたしがロードバイクに初めて乗ってとき「サドル硬!! ケツ痛すぎワロタw」って思いました。
ママチャリと比べたら硬さがぜんぜん違いますし、クロスバイクと比較してもロードバイクのサドルは固いです。
なので「お尻が痛いよぉ…」という悩みを持つことがあるんですよ。そして自分に合うサドル探しの旅にでるんです(笑)
自転車雑誌をみると色々なメーカーのサドルが載っていますが、人によって体重、骨盤の広さ、走りのスタイル、予算が違うので「これがオススメ!」とは言いにくいんですよね。
ただフィジーク、スペシャライズド、セライタリア、セラサンマルコ、セラSMPなどは人気メーカーですので、多くの日本人の体型に合うと言えます。
わたしは色々と載った結果、スペシャライズドに落ち着いていますが、フィジークのアリオネも根強い人気があります。
くわしくは「ロードバイクおすすめサドル、長距離走ると尻が痛いしびれる人へ」を読んでくださいね!
登り坂を制するモノはロードバイクを制する
ヒルクライムというのは、早い話が登り坂のことをいいます。
ロードバイクに乗り始めたことは、登り坂は苦手という人が多いですし、わたしも極力さけてルートを選んでいました。
しかしコツをつかむとスイスイ登れるようになりますし、ヒルクライムレースがあることからも分かるように、ハマると楽しくなってきます。
初心者さんはガンガン漕ぐ人が多いのですが、これはマラソン大会をスタートと共にダッシュするのと同じです。
ペース配分をせずに走ると「ゼエゼエ、もう無理…」となり途中で足をついてしまうんですよね。あれは屈辱的です。
そうならないためにも「ロードバイクで楽に速くヒルクライムする5つのコツ」を読んで、走り方をマスターしてくださいね~
長距離を走ってみたいあなたへ
始めの頃は往復50キロ走るのもやっとですが、慣れてくると「もっと遠くまで行きたい!」と思うようになります。
ロードバイクで長距離を走ることをロングライドと言い、人によって定義が違いますが、わたしは100キロ以上としています。
自転車の場合は疲れていても自力で帰宅する必要があるので、ペース配分をミスると後半やばいです。
また登り坂が多いルート、渋滞する道を後半に入れると、ヘロヘロで注意力がにぶり事故をする可能性があるので注意しましょう。
100キロの場合、信号待ちや休憩いれると4~5時間はかかりますので、昼ごはんを食べる場所、服装を考える必要もあります。
下にある3記事を読めばコース・服装選び、補給食や休憩、持ち物が分かるので、ロングライドマスターになれますよ^^
メンテナンスやってますか?
ママチャリはノーメンテで乗るのがふつうですが、ロードバイクは定期的に点検します。
タイヤ、チェーンは5000キロに1回交換するのが目安で、イチバン交換頻度が高くなります。
それ以外の部品は1万キロ以上持ちますが、ママチャリ感覚でノーメンテで乗ってると思わぬ事故につながることがあります。
ロードバイクはスピードが出やすいぶん、ケガをしたときのダメージが大きくなるので、メンテナンスはしっかりしましょう!
細かいパーツの交換時期は「ロードバイクのパーツの寿命と交換時期」を読んでくださいね!
まとめ
ロードバイクに乗るなら最低限知っておくべき10個の知識をご紹介しました。
自転車の選び方、保管場所、持っていくべきアイテムはこれからロードバイクを買う人には役立つ情報です。
またすでに購入してる方にとって、「お尻が痛い」、「ヒルクライムが苦手」、「ロングライドに行きたいけど不安」という悩みの解消も役立ちます。
あとメンテナンスは長く乗って行くうえでは重要になってきます。我々サラリーマンは家族もいますし、ケガをすると会社に迷惑がかかりますので、事故をしないように安全運転でサイクリングを楽しみましょう!